大縄跳び大会に向けて、各ファミリーは毎年、休み時間も練習に取り組みます。

ただ、自主参加なので頑張りたい６年生と、自由に遊びたい児童の温度差が発生します。

そこで、この休み時時間は１，２年生、次の休み時間は３，４年生と分けたり、
全然参加してくれない児童には、直接交渉をしにいく必要があります。

例年、多くの６年生は、この問題に頭を悩ませます。
「あんなにお願いしているのに、全然来てくれない。」
「じゃあ、こういう風にお願いしてみよう。」
「こういう言葉でお願いをしたら来てくれたよ。」
など相手に応じた方法を工夫しながら考えます。

本番は３人１組で３０秒間を跳び、全ての３人１組の合計回数が結果となります。

沢山跳べる児童、跳ぶのが苦手な児童がいるので
休み時間の練習を通して、誰が何回目の3人１組にするかを調整していきます。
沢山跳べる組は、大繩を回す児童の技術も必要となってきます。

パソコンやタブレットを使っていませんが、この過程は６年生をはじめとする上級生にとっては、
プログラミング的思考で行っていることになります。

ただ、パソコンやタブレットのプログラミングより難しいのは確かです。
なぜなら、自分とは異なる考えを持っている相手の気持ちを含めた
表情・声色といった漠然とした雰囲気も感じ取って、沢山跳べるように計画・調整をしていかなければなりません。

今年の６年生も、頑張っています。

今日の練習風景を動画にまとめました。是非ごらんください。


沖縄三育小学校は、「少人数制」で「コミュニケーション力」と「思いやりの心をもった」「国際人」を育てる、沖縄県・中南部の教師全員がクリスチャンの私立小学校です。